アンダーワールド・覚醒








アンダーワールド








今さらですが、「アンダーワールド・覚醒」の感想です。
ネタバレどうこうという以前に、マイナー過ぎてストーリーが分からない方がほとんどだと思いますので、あらすじも書きます。

ライカン(狼男)に家族を殺され、復讐のために自ら望んでヴァンパイアとなったセリーン。
戦いの中で彼女はヴァンパイアとライカンの始祖とその血塗られた歴史を知り、やがて人間とヴァンパイアとライカンのハイブリットである未知数の強さを秘めた青年・マイケルと結ばれる(覚醒以前の3作より)。

激化するライカンとヴァンパイアの戦いはやがて人類の知る所となり、人類による非人類への生き残りをかけた粛清が始まり、セリーンとマイケルも戦いの末、人間に捕らえられ、研究のために冷凍保存にされてしまう。

12年後、バイオテック企業・アンティジェン社の研究室で、被検体2として保存されていたセリーンは、突然眠りから覚める。アンティジェン社の警備網を潜り抜ける過程で、セリーンは被検体1も脱走したことを知る。被検体1とシンクロして、同じシーンを見るセリーン。彼女は被検体1がマイケルであると確信する。
街へと逃れたセリーンは、自分を尾行してきたヴァンパイアの青年デヴィッドに、粛清の時が過ぎ、絶滅寸前となったヴァンパイアとライカンがそれぞれ地下に逃げ延びて潜んでいることを知らされる。
そのとき襲い掛かってきたライカンとの小競り合いで、セリーンは少女・イヴを保護する。
デヴィッドと共にヴァンパイアたちのアジトに向かうセリーンに再び襲い掛かるライカン。
すると、恐怖に我を忘れたイヴがライカンでもヴァンパイアでもない姿へと変貌し、大怪我を負いながらも、ライカンを倒してしまう。彼女は被検体1で、セリーンの子宮から取り出されて育てられた、セリーンとマイケルとの間の子供だったのだ。
研究後、処分される運命だったイヴは、セリーンとシンクロできる自らの能力に気づき、セリーンを覚醒させたのだった。

ヴァンパイアのアジトで、ヴァンパイアの血を飲むことにより、みるみる回復していくイヴ。
愛しいマイケルに会いたくて、そればかり考えていたのに、いきなり我が子が現れて戸惑うセリーン。
リーダーであるトマスは始祖を殺したセリーンを快く思わず、逆に伝説の処刑人・セリーンの存在は必要であると考えるトマスの息子であるデヴィッドと対立し、アジト内は分裂する。危険な状況の中、新種のライカンが攻撃してくる。気絶したセリーンが目を覚ますと、圧倒的な強さを持つ新しいライカンにより、アジトは壊滅状態に近く、イヴはライカンに連れ去られてしまっていた。
セリーンは生死の境を彷徨うデヴィッドに自らの血を与えると、イヴを探して出て行くのだった。

街に出たセリーンはアンティジェン社を不審に思い、独自の調査を進めるうちにセリーンの存在に気づいた刑事セバスチャンと出会い、行動を共にする。イヴは再びアンティジェン社に捕らえられているらしい。
彼女がヴァンパイアであることを知りながら、協力を申し出るセバスチャン。
昔、セバスチャンの妻はヴァンパイアに噛まれながら生き延びたことで、ヴァンパイアになってしまった。しかし、セバスチャンは愛する妻を殺すことが出来ず、秘密を抱えながら2人でひっそりと生きてきたのだった。しかし、粛清の嵐の中で妻はその正体を知られ、人間に殺されてしまった。

アンティジェン社の警備を突破するセリーンとセバスチャン。すると、中から現れたのはライカンたちだった。
アンティジェン社の研究者・レーン博士は逃げ延びたライカンで、会社はいつの間にかライカンに乗っ取られ、そこで人類・ヴァンパイアを倒してライカンが生き残るための研究が行われていたのだった。
新種のライカンはイヴの細胞を使って変化したレーン博士の息子であった…。



この映画は数年前に製作され、今年2月に3Dでロードショー公開されました。
前売り券を購入して、1ヶ月は上映されているはずだと安心していたら、なんと1ヶ月経つ前に上映が終わりかけ、気づいたときにはその週の金曜日までで上映が終わるという状況で、木曜日でした
え~、じゃあ金曜日の帰りに見るしかないじゃないか~。って、都内で上映されているのはもう数館だけになっていて、夜しか上映されていなくて、しかも時間的に間に合うのは、なんとお台場のみでした。
当日は土砂降りの雨
それでもなんとかモチベーションを上げて、お台場まで行きました。

わ~、空いてる♪
最終上映の日、お台場でこの映画を見たのは私を入れてたった5人でした(笑)
カップルと単独の男性2人と、そして単独でホラー映画を見る女性1人
前の席に座ったおじさんに、そんな物好きはどんな女かと、振り返って顔を見られてしまいましたよ
そんな状況で観た、感慨深い(?)映画です。


さて、感想はというと、かなり落胆しました。
第1作は従来のヴァンパイア映画のイメージから考えると、とてもスタイリッシュで、なかなかセンスの良い作品でした。ストーリーも大きな破綻が無く、展開が速くて、こじんまりとまとまっていました。2作目も、1作目に収まりきれなかったエピソードを広げて、前回やや物足りない感もあったアクションシーンを迫力の映像で描き出し、とても気に入っています。
3作目はそれなりにまとまってはいましたが、悪くはないのですが終始オーソドックスな展開で、ラストシーンのためだけにあるような(前2作を見ていないとそのラストが分かりませんが)作品でした。
そして4作目にしてアンダーワールド初の3D。
が、この3D描写が曲者(?)でした

冒頭の方で、主人公セリーンが黒ずくめの服装で素早く動く戦闘シーンがあるのですが、ヴァンパイアの素早い動きの表現が、まるでゲームそのものという感じでした。狙って演出していたと思われますが、そこには美も迫力もなく、コートを脱いだ状態で戦うセリーンの、コルセットの下のボディスーツ(?)が濡れたダイビングのウェットスーツみたいにテラテラ光っていて、ゲーム的な動きと合わせると、まるでゴム製の安い人形のようなチャチな印象でした
第1作のちょっとお洒落な感じが気に入っていたファンにとってはなんとも無念なような…

ストーリーも冒頭で勢いよく人類VS非人類の戦いを派手に描いて、全地球規模の壮大なスケールになったと思った途端、ハイ、「そして12年後」…。いきなり元のローカル規模の話しに逆戻りって、おいおい、それじゃ嫌でもガク~ッときますよ(^^;

ラスト近くで、なぜイブが必要とされ、育てられたのかが種明かし的に分かる筋ですが、先に「冷凍保存されたセリーンから子供だけ取り出して育てた」という状況に違和感ありあり。
戸惑いから母性愛が芽生えていく描写も全然足りません。
デヴィッドに「君はイヴを愛しているよ」(だったかな?)と言わせれば、それでいいと思っているのか?
だいたいデヴィッドもセリーンに対していきなり信用しまくりというか、人懐っこ過ぎる感じが。そんなに好青年でいいのか、デヴィッド、君はヴァンパイアだよなぁ!?

うまくいけば、物語に深みを与えてくれるはずだったセバスチャンの存在も、とてもわざとらしい。

これだけしらじらしいストーリーでは、あとはラストの戦闘シーンに賭けるしかない!(?)
と思ったら、新種ライカンのあまりの強さに敗色の濃いセリーンの戦いぶりがどうも迫力に欠けました…(T-T)
しかも、ヴァンパイア対ライカンの戦いなのに、力ではなく知恵を使って勝ってしまうところが、ひっかけ問題みたいというか、「小細工」という感じで潔くない。
力で勝ってくれよ~、力で!

ストーリーとしては、次回は母娘でマイケルを探す感じで続きそうな終わり方をしていますが、個人的には、この「覚醒」の評判が悪くて、第5作目は作られないのではと思います…。








アンダーワールド覚醒 セリーン








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こんばんは!
ホラー映画好きなんですか?
私は大好きです(笑)
特にゾンビ物が子供の頃から大好きでした!

シリーズものというか続編・続編・続編って続くものは回を増して色んな面で残念に思う作品ってありますよね^^;
私もあくまでも個人的な感想ですが最近だと『REC』という作品の3作目、ちょっと拍子抜けしました…

Re: Re: タイトルなし

leachiesさん、一応ホラー映画好きという言及は避けていたのですが…、私の映画のカテゴリを見れば一発でバレバレですよね(^^;
そう、私も大好きです。リアルの世界でそう言うと、けっこう回りから引かれるんですよ、何ででしょ?
ホラー映画はすごく楽しいのに~(笑)

ゾンビ物は夏の嵐の晩とかに一人で観るのが好きです(笑)
ゾンビ物はいつの間にか人間のほうが少なくなって、「この状況では逃げても逃げ切れな~い」みたいな恐怖感がいいですね。
化け物系クリーチャーと(「が」も可←笑)派手に戦う迫力のある映画も好きですo(^-^)o
ちなみにスプラッター系はちょっと雰囲気とか味わいとかに欠けるので、好みではありません…。

前作を超える続編というのは、案外少ないですよね。
前作で好評だったツボを外さずに、さらに新たな展開と言うのは意外と難しいのですね~。

「REC」は見たことが無いのですが、珍しいスペイン製のパニックホラーなのですね。
期待して見て拍子抜けしたときって、このストレスをどう発散すればいいのかって思ってしまいますよね(笑)
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当ブログは不測の事態が起きた時に振り返って考察するために記していることが多く、「カメレオン飼育の推奨例」ではありません。飼育者の方はご自分の飼育スタイルでお願いいたします。

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わりと幅広く生き物が好きです。両親がペット好きだったので子供の頃からいつも何か家にいて、小鳥・猫・ウサギ・ハムスター・オオスナネズミ・オオヤマネ等と暮らしてきました。現在はチワワの女の子もいます。
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