「飼育される側」の立場で考える動物学者の本






パーソンカメレオンのカイム






気分転換も兼ねて軽い気持ちでいろいろググっていたら、「動物感覚 アニマル・マインドを読み解く」という本がヒットしました。2006年に邦訳された、犬や家畜などの動物や鳥などの側から見た動物の気持ちについて動物学者が綴った本というので、どんな感じなのかアマゾンでレビューを見てみました。

著者はサヴァン自閉症(何か一つの分野において天才的な能力を持っている人が多いことで知られるタイプの自閉症)で動物学者の女性で、子供の頃から様々な生き物(残念ながら爬虫類は含まれていない模様です)と接してきて、動物の視点に立って考えた彼らの気持について書いた本で、その後、「動物が幸せを感じるとき 新しい動物行動学で分かるアニマル・マインド」という本も邦訳されています。

前者には「人は自分の見たいものだけ見ている、見ているようで見ていない」「動物は全体を見ている」といった感じの内容がいろいろな事例で示されており、後者はもっと範囲を広げて動物園の動物や野生動物を含め、現場での観察を重ねた上で動物行動学の立場から、人が動物の側に立って見たり感じたりすること、生き物への接し方、また、畜産業界の家畜の扱いなどについて書かれているようです。

本も映画も商品もレビューは参考になりますが、レビューに書かれているのと自分が商品を購入した結果が同じ感想であるとは限りません。とは言っても、ここまで書いておきながらハードカバーのこれらの本を購入するかどうかはちょっと微妙な感じです
というのも、別にこれらの本を読んで感想を書きたいわけではなく、タイトルを読んで内容を知りたいと思ったのは、自分にとって役に立ちそうな本かどうかを知りたかったからです。もっと具体的に言うと、「カイムを飼育していく上で、今までとは違う視点・発想を学ぶことにより、それが実際に役に立つかどうか」。

動物学者の専門的なものとは比べ物になりませんが、日々現場にいますし(笑)、地道な飼育・観察は継続中。それは生き物の飼育の基本であり、爬虫類の多くの種類の場合は特に、飼育はそれに尽きるといってもいいぐらいですものね。

自覚を持ってきちんと飼育管理に努めているなら、後は健康的に長生きしてくれるように努力すればそれで十分だろうというとそうでもなく、そこに「可能な範囲でできるだけ快適に」という言葉を私の場合は付け加えたいのです。狭いマンションの部屋の中ではどうしてもかなり限られてしまいますが、だからこそ、逆に少しでもカイムが快適でいられるようにがんばり続けたい。
そのために、凡人の脳ではありますが、私もカイムの側に立って考えることを忘れないように既に努めてきています。

こんな時期に夜間冷房を入れて温度を下げたり(ちなみに今日も21時になっても22度だったので、冷房を入れました)、パエリアの匂いでカイムが明らかに機嫌を悪くしたので、それからは料理の匂いに気を遣っていますし、他人様から見たらバカバカしいペットバカくらいにしか見えないことを真剣に行い、必要なら振り返って「何が起きた時にどうした」のか再度考察できるように、ブログに記録までしています。

それはカイムの快・不快の表れを捉えて、そこから飼育される側に立ってみて、なるべく不快を減らして快(快適)を多くしたいという考えに基づいてのことです。

もっとも、ブログで学校に提出する観察日記みたいな文章で四角四面に記録していっても、それでは自分自身がつまらないので、必要な事実の部分はそのまま書きますが文章そのものはふざけまくって書いていますし、特に画像は「カイムdeキャラクターごっこ」という項目を作って、このコーナーの画像の中だけにしか存在しないカイムのキャラクターを作り上げるのが私の大きな楽しみになっていますけれど。

キャラクターのカイムくらい思考してくれたら張り合いがあるのですが、当たり前のことながら現実のカイムは極めて単純な(原始的な?)感情で生きています。でも、単純だったらどうでもいいか~という問題ではありません。自分でうちに迎えた大切な一つの命ですから、尊重したいと思っています。


話を戻しますが、レビューで数人の方が書かれているように、結局は「誰よりも動物の側に近い視点に立てる人間の考え」であり、実際には「動物の側に立ったつもり」。まさにそのとおりだろうと思います。
カイムはカメレオンなので不快なことは行動だけでなく色に表れるため、「人間にとってはなんともなく思えても、カイムにとっては不快に感じることが起きているらしい」という信号を受け取ることができます。でも、私にとってはどこがまずいのか分からないので、一度「カイムの側に立ったつもり」になって原因を究明し、同じことを繰り返さないようにしなければなりません。
ありがたいことに「問題発生」とカイムが教えてくれるので…、この本をわざわざ買って読まなくても良さそうですね

本を購入するかどうかについて考えていたら夜が更けてしまったので、とりあえず現時点ではこのような理由により必要なさそうだと書き残しておきます(^^;


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No title

動物が幸せを感じるときの方は、図書館で借りたことあります。
時間切れで全部読めなかったのですが(^^;)

No title

ナオキチさん、ハードカバーで読みでがありそうですものね~(^^;
「家畜の人道的扱い」って、他者の命を奪わないと自らが生存していけないという最も根本的で精神的な部分にも難解も触れていて、邦題と内容が違いそうですよね。
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