カミングアウト トロイは雌でした




パーソンカメレオンの飼育を始めてやっと、3年になりました。
そして、この事実を記す気持ちになりました。
暗い話が苦手な方は、この先を読まずにスルーしてください。

パーソンカメレオンを飼育したいと思ったとき、私は男の子が欲しいと思いました。なぜかというと、女の子は大切に育てていってやがてアダルトになったときから、産卵関係で早死にするという可能性があるからです。もちろん女の子のすべてがそうなるわけではなく、また、雌雄関係なく長生きする子も早死にする子もいますし、理由も産卵関係に限らず、飼育者の手落ちや事故、病気などさまざまです。
でも、とりあえず私はこの「産卵関係で早死に」というリスクを避けたいと思い、ショップに自分の気持ちをはっきり伝えて、雄を購入しました。

しかし、購入して10日と経たないうちに、私にはトロイが雌としか思えなくなりました。そのとき私は困惑し、とても悩みました。
通常なら、ブリードを目的としているのでもない限り、一般人が迎えたなら、迎えた後で雌雄が希望と違っていたと分かっても、その子を大切に飼い続けるのが命を迎えた者の倫理だと私は思います。
犬や猫はもちろん、爬虫類だって物ではなく生き物ですから、とっかえひっかえするものではないと思います(あくまで私の個人的な考えを書いているだけで、自分自身に対してのことですので、意見の異なる方はご自分の考えで行動されてください)。

私は自分が避けようとしていたリスク、つまりトロイを大切に大切に育て上げたときに、産卵関係のトラブルが起き、動物病院で手を尽くしたにもかかわらず、最後はどうすることもできず、トロイが苦しみながら死んでしまったらと想像しました。

自分の飼育技術の至らなさや手落ちであれば、私は思い返すたびにそのときの自分を責めながら生きることができます。でも、誰にもどうしようもないことでトロイが死んでいったら…。
しかも、その当時は諸事情により、この飼育が私の最後のカメレオン飼育になるかもしれないと考えていました。

私は以前、何回か産卵関係のトラブルでカメレオンの雌に死なれたことがあります。その悲しみから立ち直るのに、長いときは数年かかりました。そのとき(自家産ベビーに死なれたペットロスのときの経験とは異なります)は母と暮らしていたので悲しんでばかりいると文句を言われましたし、次のカメレオンを迎えることもできたので、徐々に立ち直ることができました。きっと私はちょっとばかり(いや、かなり?)女々しい性格なのでしょうね。

当時、持病の辛さ等に押しつぶされかけていた私には、数年後に産卵関係によるトロイの死が訪れた場合、それが精神的にとどめの一撃になるように思えました。私はそのとき絶望的な気持ちになった自分がある行動をとることが怖かった。

悩んだ末に(その間に完全に雌だと分かるようになりました)、私はショップにトロイが雌であることを相談しました。画像を送ると、そのショップさんは嫌な顔一つせずに誠意を持って対応してくれました。雄と交換してくれたのです。
私はいつも、自分が望んで迎えた命を出来る限り大切にしてきたつもりです。でも、このときだけは、トロイより自分自身の命を優先してしまいました。

こうしてカイムはうちに来ました。

トロイを交換してしまったときの気持ちを誰かに理解してもらおうとは思いません。ただ、ウルトラスーパーマイナス思考クイーンの私が当時のようないろいろな意味で切羽詰った気持ちに再び舞い戻ることが無いよう、自分でも願うばかりです。
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テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット

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パーソンカメレオン飼育初心者です。飼育はカイムの状態を見ながら常に模索していますので、一般的なパーソンカメレオン飼育と同じとは限らないことをご了承ください。
当ブログは不測の事態が起きた時に振り返って考察するために記していることが多く、「カメレオン飼育の推奨例」ではありません。飼育者の方はご自分の飼育スタイルでお願いいたします。

トロイ(仮名)→カイム
パーソンカメレオン・オレンジアイCBの男の子

ハーマイオニー
パーソンカメレオン・オレンジアイCBの男の子 舌を失ったことを承知の上で迎えました

わりと幅広く生き物が好きです。両親がペット好きだったので子供の頃からいつも何か家にいて、小鳥・猫・ウサギ・ハムスター・オオスナネズミ・オオヤマネ等と暮らしてきました。現在はチワワの女の子もいます。
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