ぼくには譲れないこだわりがある


私が夜中に目覚めなくなったので、カイムが相変わらず夜中に目を覚ましているのかどうか分からなくなりましたが、今まで同様、事故は起きることなく毎日が過ぎています。


私が「いくらパーソンカメレオンとはいえ、カイムはかなり神経質なデリケート個体だなぁ」と感じることの一つに、捕食時の注文が多すぎるにいろいろと配慮が必要だということがあります。

多くの飼育下のカメレオンは餌を覚えると、それが死んで動かなくても食べ物だと認識して捕食します。しかしカイムは動かないコオロギだと、生きていても捕食しません。
食器の中にいるコオロギを狙って口を少し開け、舌を発射する寸前までいっても、コオロギがピタッと動くのを止めると口を閉じてしまいます。そのままいつまでもコオロギがジッと動かないと、食器の中を見ることも止めてしまいます。そこに生きているコオロギがいるのはしっかり認識して狙っていたのに、どうしてそうなってしまうのだか…。
やはりコオロギは踊り食いに限るのでしょうか

捕食の時だけでなく、捕食に至る前にもいろいろとうるさいカイムにはこだわりがあります。

まず、二足歩行の哺乳類が見ていると感じると、食べる気がしなくなる
食器を差し出すとき、手はケージの奥の上の枝にいるカイムに向かって伸び上がるようにして差出さなければならないのに、顔はカイムの方にしっかりとは向けられないというのが、背の低い私にとってはかなり不自然な姿勢で、少々苦労します

さらに今年に入ってからは、食事を取りたい場所がなぜか少しずつ限定されてきていて、ケージの真ん中から右側にいるときは絶対に食べなくなりました。ちなみにケージ最奥右端は「ぼくとにかくいやな気分なんです」ゾーンです。

以前のカイムはケージの右に向かって移動中でも、食器を差し出すと捕食していましたが、絶対に食べなくなってしまったので、カイムがケージの左に向いているときにあげることにしました(といっても、つい右に向かっていても差し出してはカイムに睨まれたりしていますが。こういうときだけはじっと私の目を見るんですよね…)。






パーソンカメレオンのこだわりの男、カイム







 脱皮の続き中のカイム。この位置でこの向きのときは食べなくなりました。なぜ?ワケを教えてほしい~。


やがてさらに場所が限定されてきて、食べる気になる場所が3箇所、いずれも真ん中から左側で葉陰になるところのみとなってしまいました。
「そんなに見られたくないなら置き餌にするから食べておいてよ」と言いたいところですが、カイムはコオロギが食べやすい場所に出てくるのを待つので(カメレオンなのに待ち伏せ型の爬虫類にならないでほしい…)、置き餌をうまくカイムの好みの位置に食べやすいように傾けて固定しておくことができず、どう置いてみても置き餌はそのまま放置されます

そういうわけで、朝、たまにコオロギを用意する前には捕食場所にいたカイムが、私が餌をよく食べているコオロギを選別して食器に入れてケージの前に立ったときには移動中で、中途半端な場所にいることがあります。
そんなとき、ふつうのカメレオンならほとんどの場合、食欲があればそのままどんな場所にいてもすぐに捕食行動に移って自分が移動して素早く食べますが、カイムの場合は食べる気があっても食べません。食欲に負けてコオロギを狙って舌を出しかけても、突然スッとやめてしまいます
そういう場合は忙しい朝の時間帯の中で、何度もこまめにカイムの様子を見て、食べる気になる場所にいるときに差し出すと、躊躇うことなくいつものように捕食します。その捕食の様子から、さっきは途中で食べ止めたけれど、食べるつもりはしっかりあったのだということも分かります。
かといってイエコに飽きているわけでもないようで、食べると未だに口に入れたまましばらく飲み込まずに味わっています。
なんと厄介な奴デリケートなお方じゃ

稀に何度合わせようとしてもこのタイミングが合わないまま、家を出なければならない時間になってしまうことがあります。カイムは私が気にしていると感じると動くのを止めてしまうので、ますますタイミングが合いにくくなります。
その場合は何度もタイミングが合わないでいるうちにだんだん細目になってきつい目つきになったカイムを(仕方なく)置いて、諦めて出社します。
それでもたいていは帰宅してから消灯までの間にタイミングが合うのですが、今日(金曜日)はなぜかそのタイミングすら合わないまま、ケージのライトがタイマーで消えてしまいました

「このところカイムは食欲旺盛でずっと朝夕食べていたし、ここ数日の冷え込みで室温も少し下がっているので、今日は久しぶりにまったく食べない日になったけれど、まあいいか~」と思っていたら、カイムにとってはよくなかったようで、さてケージに掛けるタオルを取りに行こうと思ったら、ケージの中からバシッ!………バシッ!………バシッ!

結局、今夜のカイムはコオロギをせしめて、1時間ライトを点灯してもらってから寝たのでした。

いろいろと個体の個性を感じさせるようなカメレオンたちと暮らしてきた二足歩行の哺乳類ですが、カイムの行動には驚かされることが多いです。
とは言っても事故を起こさず、健康に生きていてくれれば、カイムにいくらびっくりさせられてもいいですけれどね




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Re: タイトルなし

鍵コメ様

いろいろ工夫されてきたのですね(^^)
カイムはイエコ自体は飽きないようで、場所と動きの条件さえマッチすれば
食べる気満々で勢いよく捕食するのです(^^;
未だに口に入れたままじーっと味わっていることも多いのですけれど、
気難しいです。

お、クーリングっぽいですね。
うちは夜16~17度、日中20~23度ですが、まだおかわりしたりして、
食欲は落ちていないです。
もうそろそろ落ち始めるかなぁとは思っています。

鍵コメ様は来年当たり、パーソン君のお嫁さん探しでしょうか?(^^)
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